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peppermint

前世療法(パストライフリグレッション)資格取得コース体験

前世というものはあるのだろうか?
魂が滅びないなら、ない方が不自然だが、
前世の記憶というものはほとんどの人はない。

イギリスでは前世療法を受けたり、
学んだりする機会はたくさんあるが、
セラピーとしてどんなものなのか知りたくて
イギリスのワークショップに少し前に参加してみた。

全部で6日間のコースで、
プロの資格を取るには多くの症例レポート(およそ30ぐらい)
を提出しなければならない。
私が取得した英国式スピリチュアルヒーリングの資格(3年ぐらいを要します)
よりは早くとれるが、どちらも本気でないと続かないという意味では同じだ。

前世療法というと、過去世を見てくれるのか?と思ってしまうと思うが、
そうではない。セラピストは誘導するだけであって、
あくまでもクライアントの感性、感覚、感情が主役となる。
簡単な流れはこんな感じだ。

1.セラピストはクライアントを深いリラックス状態にする。
2.10段階に分けながら、階段を下りるように深層心理へ誘導する。
3.クライアントはセラピストの誘導に従って、
 見えたものをあらゆる五感を使って表現する。
4.クライアントに記憶に残るイベントを思い出してもらい、
 セラピストは、テーマとなる問題に原因がありそうな場面に誘導する。
5.癒しが必要な部分が発見されたら、セラピストはヒーリングをする。
 (ここでレイキなどのスキルがある人は使ってもよい、
  ない人はアファメーションなどをさせて、問題の根源を取り除くようにする)
6.もう一度、少しずつ今いる部屋に意識を戻される。

とてもビックリしたのは、
ほとんどの人が、はっきりと場面や感情を思いだし、
それを詳細に表現することだ。
中には、その時の気持ちになって泣き叫ぶ人もいた。

私も何度かテストされたが、
まるで起きたまま夢を見ているみたいな感覚で、
いろいろな風景が断片的に映像を見ているように現れてきた。
とても不思議な感覚だ。

それらが過去の記憶かはわからない。
もしかしたら自分で作り出した記憶かも知れないし、
今や過去の感情や記憶を象徴するものかも知れない。

しかし、重要なことは、
それらが真実かどうかではない。
もっと言うと、それらが真実かどうかはどうでもいい。

ただ、見えた物事、場面、感情に目を向けて、
今の悩み、痛みを解決するために
過去を癒すのが目的である。
ある意味、脳の記憶、思い込みを塗り替えるNLPにも似ている。

パストライフリグレッションというセラピーは、
それらの記憶が今の人生にどのように影響を及ぼしていて、
癒しが必要な場合はその原因までさかのぼって、
それを癒すことを目的にしたものである。

イギリスには、ミディアムといって、
スピリットからのメッセージを伝えたり、
中には過去世を見られる人が多くいるが、
それらは、
パストライフリグレッションセラピー(前世療法)とは全く別のスキルである。

セラピスト取得コースに参加してしまったので、
どんなものか体験するには少し重かったが、
1つのヒーリング方法として大きな学びになった。

写真は、一緒に学んだ時のメンバー。
全員他のセラピストで、前世療法も学びに来た人だった。
なぜか先生も含めて全員レイキをやる人だった。
そして、この中の二人は親子で病院でレイキをやっているのだそうだ。

still waters1

still waters2

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